ST、2013年度サステナビリティ・レポート発行

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 STマイクロエレクトロニクス/STMicroelectronics(ST、NYSE:STM)は、2013年のサステナビリティ(持続可能性)レポートを発行した。STにとって17番目となるこの年次サステナビリティ・レポートは、2013年のSTのサステナビリティに関する戦略・方針・成果を詳述している他、全てのステークホルダーに対する価値創造に向けた同社の持続可能性プログラムが、事業全体で果たしている主な役割についても示している。STの社長 兼 最高経営責任者(CEO)であるCarlo Bozottiは「STはいち早くサステナビリティの重要性を認識した企業の1社で、当社のDNAの中には、20年にわたってサステナビリティが生き続けています。また、サステナビリティは当社のお客様にとってもますます重要になってきています。サステナビリティに関する世界的な課題と消費者の期待に対する認識や理解が、お客様のニーズをサポートする革新的かつ責任ある製品・技術の提供を可能にしています。財務・社会・環境など、あらゆる側面でサステナビリティを持つ革新的な企業は、世界的な課題への取り組みにおいて重要な役割を果たすと共に、その企業価値を維持し続けます。STは、マイクロエレクトロニクスを通じて人々の生活に貢献するため、全従業員のスキルと持続可能性への取り組みを通じてこの道を歩み続けます」とコメントしている。

 
 2013年、STはサステナビリティに対する長期的な取り組みを継続し、人材・製品・環境・コミュニティの4つの分野でいずれも成果をあげた。2013年の主な成果は以下の通り。
- 2013年、現場訪問、対話、監査およびトレーニングなど、累計26万時間以上の環境・健康・安全プログラムにより要記録労災発生件数が前年比24%減少し、従業員の健康・安全に関する業界リーダーとしての地位をさらに強化
- 450品種以上の「責任ある製品」を導入(1)
- FD-SOI技術周辺のエコシステムが拡大し、省電力性の独自メリットに関する認識が新分野も含め幅広く普及
- 元ST-エリクソンの従業員約1000名を移管し、主要製品部門でビジネス成長を加速
- 「グリーン・エネルギー」の購入が2012年の7.4%から2013年の17.6%へと大幅に増加、水消費量は前年比6.7%減、廃棄物の91%がリサイクルされ、わずか4.9%を廃棄処分
- 全製造工程よりP-FOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)を完全に除去
- DJSI(Dow Jones Sustainability Index)のサプライ・チェーン部門で、STのスコアが6ポイント上昇
- ST基金によるDigital Unifyプログラムの受講者数が前年比49%増
 2013年、STは、世界中でイノベーションとサステナビリティに関する20以上の賞を獲得した。また、ヨーロッパのDJSIに再度追加され、トムソン・ロイター社の世界で最も革新的な企業100社に2年連続で選出されている。
 STは、国連グローバル・コンパクト(2)に加盟した最初の企業の1社で、このサステナビリティ・レポートは「Communication on Progress」(年次活動報告)に当たる。同レポートは、Global Reporting Initiative(GRI)(3)のガイドラインに準拠しており、多くの外部ステークホルダーからのフィードバックや提案が含まれている。
※サステナビリティ・レポートは★こちらよりダウンロードできます。
※また、STのサステナビリティへの取り組みは、★こちらをご覧ください。
 
■注記:2013年のサステナビリティに関する成果
・人材:2013年は、安全の向上に注力した1年でした。要記録労災発生率は前年比で24%減少すると共に、深刻な労災強度率も45%減少し、業界最高クラスの地位を強化した。また、OHSAS 18001認証を引き続き保持し、23拠点で更新された。STの成長の基盤となっているのは人材開発ならびにその技術専門性。463名の専門家で構成される技術コミュニティが、異分野との融合やイノベーションを積極的に推し進め、STの技術競争力を強化している。STは、イノベーション・研究開発戦略の一環として、人材交流と知識共有に特化した高度なイントラネット・サイトを立ち上げた。STの従業員は、技術スタッフのプロフィール、特許、出版物、講義にアクセスできるようになり、新プロジェクトのメンバー選定が可能になった。
・製品:STのSustainable Technologyプログラムには、当社製品による環境への影響を抑える取り組みという範囲を越え、製品責任に関する当社のアプローチが反映されている。STの積極的な役割に焦点をあてる同プログラムでは、現在私たちが直面している主要な社会・環境問題に対する革新的な技術ソリューションを提供しています。2013年、STは463品種の「責任ある製品」を導入した。また、当社の有害物質管理システムをIECQ QC 080000 HSPM規格に適合させる取り組みも順調に進んでいる。紛争鉱物に関しては、タンタルのサプライ・チェーンにおける全ての製錬業者がConflict-Free Smelter(CFS)認定を取得する一方、金製錬業者のCFS認定取得数についても、2013年には30%から65%へ上昇した。
・環境:STは、長年にわたり環境パフォーマンスの改善に取り組んでおり、過去20年間、気候変動、廃棄物、リスク・マネジメント、健康および安全管理等、EHS Decalogue(環境・衛生・安全に関する10箇条)の全てについて大きな成果をあげてきた。環境パフォーマンスの継続的な改善がますます困難になる中、STは生産単位当たりのCO2排出量およびエネルギー消費量をそれぞれ18%および6.7%削減すると共に、水のリサイクルおよび再利用についても1994年以来最大となる43.5%を達成しており、2012年と比べて環境への影響を全体的に低減している。
・コミュニティ:2013年、STのCommunity Involvementプログラムでは、23ヵ国40拠点で385件のイニシアチブが成立した。ST基金によるDigital Unifyプログラムの受講者は、前年比49%増の42,257名だった。情報センターが30ヶ所新設された他、中国やフィリピンでもDigital Unifyプログラムが始まっている。2013年、STは若者の雇用を創出するため、525校の教育機関(総合大学、単科大学および各種学校)と提携し、ST傘下の20の組織で500名以上の学生を対象に、インターンシップ、実習制度、PhD取得の機会を提供している。
(1) STは「責任ある製品」を、消費電力を低減する製品や、主な社会的課題に対して新たな環境・社会的ソリューションを提供する製品と定義しています。
(2) 国連グローバル・コンパクトは、各企業が影響を及ぼす範囲内で、人権・労働基準・環境・腐敗防止の各領域における一連の本質的価値を受け入れ、支持し、行動することを求めています。
(3) GRI(Global Reporting Initiative)は、経済・環境・社会の持続可能性を促進する非営利団体です。GRIは、あらゆる企業・団体に対し、世界中で広く使用されている包括的なサステナビリティ・レポートの枠組みを提供しています。詳細は、★こちらをご覧ください。
STグループ(英語)
ST日本法人

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このページは、asiabizが2014年7月23日 10:00に書いたブログ記事です。

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