サッカーボール型「土砂災害避難シェルター」発売

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フジワラ産業・土砂災害シェルター.jpg

 水処理装置および津波避難タワーをはじめ、各種災害対策施設・機器を開発・販売している環境・防災設備機器メーカーのフジワラ産業株式会社/Fujiwara Industry Co.,Ltd.(大阪市西区、代表取締役:藤原 充弘)は、気候変動の影響等により極端な集中豪雨による土石流等の土砂災害が大規模化し、増加傾向にあることから、こうした大規模な土石流等の土砂災害に対応可能なサッカーボール型「土砂災害避難シェルター」を開発、発売した。近年、気候変動の影響等により500mm/H以上の集中豪雨の発生頻度が1.4倍に増加し、昨年は全国の気象観測所のうち133地点で降雨量が観測史上1位を記録した。今年8月には広島市で大規模な土石流により大きな被害を被むったが、今後土砂災害の大規模化、頻発化が想定されている。

 
 先般、同社ではこうした土砂災害に備えて、地震対策用安心防災ベッド枠(商品名「タスカルベッド枠」)を改良・機能強化した「土石流対応ベッド付シェルター」を発売した。この「土石流対応ベッド付シェルター」は、深度が浅い軽度の土石流に対しては有効だが、谷出口に近いところ等で想定される深度の深い土石流ではシェルターそのものが土石流に埋まってしまうため、さらに安全度を高めた避難シェルターが要求されていた。
 サッカーボール型「土砂災害避難シェルター」は、この要求に応えるために開発されたもので、耐衝撃性能・耐水性能を強化した鋼鉄製のサッカーボール型で、構造面及び付帯設備面で安全性と居住性を大幅に向上させた。本サッカーボール型シェルターと合わせて前回発表したベッド付シェルターの両タイプを提供することにより、地域の環境条件や土砂災害の想定規模に適した対応策が選択・ご利用いただけることとなる。
 過去5年平均の全国土砂災害発生状況は、発生件数1,077件、死者39名、家屋被害356戸にのぼっている。現在、全国で20万6千の土砂災害特別警戒区域が指定されているが、土砂災害指定区域等の指定はまだ十分ではなく、都道府県間で進捗に差が生じているとも言われている。自治体の対策と同時に、多発する土砂災害から「命」を守るために、一人一人が自ら土砂災害に備えることも大切だ。同社は、身近な避難場所を比較的簡単に確保できる同社の土砂災害避難用シェルターシリーズを、その一つの解決策として提供することにより、より一層安全な社会づくりに貢献していくとしている。
 
■サッカーボール型「土砂災害避難シェルター」の仕様と特徴
 <仕様>
形状:サッカーボール型
寸法:外径 200cm、内径 165cm
ハッチ:外開き、鋼鉄製、上下2か所
外部観察用窓:ポリカーボネート製、直径20cm
収容人員:4名
設置場所:屋内、屋外ともに可
材質:球面 鋼鉄製、断熱材・耐衝撃材を挟んだ2重構造、内壁にクッション材貼り付け、5本の鋼鉄製フレームにより補強
重量:約400kg
標準装備:通気孔及び換気装置、座席固定用強化シートベルト、LEDライト、ヘルメット4個、蓄電池
オプション:空気ボンベ、外部連絡用アンテナ、備蓄用保管庫(および備蓄品)
 <特徴>
・5本の鋼鉄製フレームのより、耐圧・耐衝撃性能を向上。
・断熱材・耐衝撃材をはさんだ2重構造により、内部への衝撃を緩和。
・回転により土石流の衝撃をかわすサッカーボール型。
・水分を多く含む土石流に対応するため、全体は防水構造。
・換気装置により長時間シェルター内で待機可能。土砂により換気孔が塞がったときは、空気ボンベにより内部での滞在時間延長可。(オプション)
・内装のクッション材と座席固定用シートベルトにより、避難者の安全を確保。
・上下2か所の外部扉により、退出口を2重化。
 <価格>
標準本体価格:1,950,000円(税別)
運送料、取付け工事費別、オプションを除く
 
■円筒形「土砂災害避難シェルターC」
 サッカーボール型のほか、円筒形「土砂災害避難シェルターC」も提供可能。
フジワラ産業株式会社

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このページは、asiabizが2014年9月27日 14:00に書いたブログ記事です。

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