ビッグデータを活用した医療費2割削減システム

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熟年体育大学・医療費削減.jpg

 NPO法人 熟年体育大学リサーチセンター(JTRC、長野県松本市、理事長:住吉 廣行)(※3)および、国立大学法人信州大学/SHINSHU UNIVERSITYは、医療費2割削減(※1)等が可能となる遠隔型個別運動処方システム「i-Walk System(R)」を開発し、2014年12月15日より全国の健康保険組合や企業内健康管理センター等に向けてサービスを始める。熟年体育大学では2004年より長野県内で5,400名を超える中高年者を対象に、「インターバル速歩」(※2)による運動処方を検証してきた。その研究の結果、わずか6ヵ月間のトレーニングより「体力が最大20%向上」や「生活習慣病の症状が20%改善」し、さらに医療に充てる費用が減ったことで「医療費が20%削減」という効果が実証されている。画像:i-Walk System(R) 概念図

 
 しかし従来のシステムでは、個々の運動データをもとにアドバイスなどが受けられるものの、専用のパソコンを設置してある公民館などに出向き、個別に機器からパソコンへ速歩データ等を移行させなければならないという煩わしさがあり、またこのシステムを利用できるのは長野県松本市域を中心とした松本市熟年体育大学参加者に限られていた。
 そこでオムロン ヘルスケア株式会社/OMRON HEALTHCARE Co.,Ltd.の協力のもと、新型インターバル速歩専用 活動量計「i-Walk Pro(R)」を開発し、加えてiPhoneアプリ「i-Walk Gym (R)」も同時にリリースすることにより、全国どこでも当該システムの利用が可能となった。
 
■遠隔型個別運動処方システム「i-Walk System(R)」の特徴
・全国どこにいても使用が可能で、約30,000通りから生成されるアドバイスが受けられる
・各個人ごとで科学的エビデンスに基づくフィードバックやアドバイスが受けられる
・自治体・企業健康保険組合・医療機関単位での状況比較表示が可能
 
 今後は従来、松本市で実施しているようなインターバル速歩の適切な指導をおこなうことができるトレーナーの養成やサポートをおこなうこと(i-Walk Partner)で、適切な遠隔型個別運動処方システムを全国に広げていく。まずは企業の健康保険組合や、地方自治体にこの「i-Walk System(R)」を導入していただき、将来的には、街中でスポーツジムのような形で手軽な個々に合った運動指導を展開していき、人々の健康に寄与していくことを目指している。
※1)医療費2割削減について:インターバル速歩トレーニングを6か月実施した際、60歳代の方の体力が平均10%向上しており、結果医療費も平均20%削減されている。(出典:Nose H. et al., J. Physiol, 2009)
※2)インターバル速歩について:3分間の「早歩き」と3分間の「ゆっくり」を、速歩の合計時間が15分以上になるよう交互に繰り返す運動法。健康増進に効果的と言われていたウォーキングでは筋力、持久力の向上が見込めないことが近年の研究で明らかになり、運動生理学の定説である個人の最大体力の7割以上の負荷をかけることができる手軽な運動法として開発された。体力の向上のみならず、骨密度の増加や生活習慣病リスクの改善などに効果が表れている。1日に速歩の合計時間が15分程度の取り組みですぐに効果を体感できることから継続しやすい運動法でもある。
※3)NPO法人 熟年体育大学リサーチセンターについて:「NPO法人 熟年体育大学リサーチセンター(通称:JTRC)」は、熟年世代の健康づくりを学術面や人材育成などで支援する機関で、「国立大学法人信州大学」、「長野県松本市」、「民間企業」そして「市民」が協力して2004年にスタートした「産官学民」からなる共同プロジェクト。
 
■「i-Walk System(R)」について
 事前の体力測定・血液検査などの測定データを元にし、インターバル速歩を行うユーザーへ運動指導を行う、遠隔型個別運動システム。活動量計「i-Walk Pro(R)」で測定したインターバル速歩の結果をiPhoneアプリ「i-Walk Gym(R)」で確認することができる。
主要販売先:健康保険組合、企業の健康管理センター 等
 
■「i-Walk System(R)」で使用する機器の主要諸元
商品名:インターバル速歩専用 活動量計「i-Walk Pro(R)」
本体重量:約23g(電池含む)
外形寸法:幅40×高さ52×奥行き12mm
電源:リチウム電池CR2032×1
付属品:ストラップ、ストラップ用クリップ、装着ホルダ、取扱説明書
通信方式:通信方式 / NFC-F(ISO / IEC 18092準拠)、Bluetooth(R) Version 4.0(Low Energy support)
主な役割:ベルトに装着し、内蔵された3軸の気圧計、加速度計により精密なインターバル速歩の活動量を解析する
アプリ名:インターバル速歩専用 アプリ「i-Walk Gym(R)」
通信方式:通信方式 / NFC-F(ISO / IEC 18092準拠)、Bluetooth(R) Version 4.0(Low Energy support)
定価:活動量計「i-Walk Pro(R)」で計測した結果の解析とアドバイスをおこなうiPhoneアプリ(12月15日よりApp Storeで無償公開を開始)
オムロンヘルスケア株式会社
国立大学法人 信州大学
NPO法人 熟年体育大学リサーチセンター

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このページは、asiabizが2014年11月20日 11:00に書いたブログ記事です。

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