マイケル・リン作品『AFTER CHANDIGARH』を展示

| コメント(0) | トラックバック(0)
アルカンターラ・マイケルリン.jpg

 【上海発、2014年11月21日】イタリアの高級カバーリング素材メーカーであるアルカンターラ社/Alcantara S.p.A.(本社:ミラノ、会長兼CEOアンドレア・ボラーニョ)は、震旦博物館(英語名 Aurora Museum)が主催する第10回上海ビエンナーレの特別イベント、「Making of the Museum」(当美術館のなりたち)展という特別な舞台において、アルカンターラ素材のみを使用して作られた新作アート作品を初公開した。「AFTER CHANDIGARH」(チャンディーガルに続く)と題したこの作品は、台湾のアーティスト、マイケル・リン(Michael Lin、林明弘)によるもので、20世紀後半のインドの歴史と発展にヒントを得て、中国の文化的で知的なモダニズムを表現した。「AFTER CHANDIGARH」は、震旦博物館内の美しいシャンデリア・ホールのために特別に作られた芸術作品。マイケル・リンはさまざまなタイプのアルカンターラ素材を用いて、シャンデリア・ホールの大理石の床の上に「フロア絵画」の技法を思い起こさせる巨大なカーペットを作った。さらに、美術館の高窓へカラフルな仕掛けを施こすことで、ビジュアル的に強いインパクトを与えることに成功した。

 
 マイケル・リンは次のように述べている。「アルカンターラの信じられない多様性のおかげで、アルカンターラ素材を絵具のように用いることで、空間に新たなコンセプトや概念を与え、モニュメント的なインスタレーション作品を作ることができました。公共建築物の広いロビーや待合室等に、カーペットや家具が使われるのと同じことです」
 キューレータは、ダヴィデ・クアドリオ(Davide Quadrio)で、イタリア領事館の後援を得たこのインスタレーション作品のテーマは、ル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレが1950年代にチャンディーガルに実存したパンジャブ州・ハリヤナ州共同議事堂ビルのために行った仕事を着想のヒントとしています。チャンディーガルは、1947年に独立を果たしたインドで独立後最初の計画都市であり、新生インドのひとつのシンボルでした。マイケル・リンは、アルカンターラをさまざまな色とニュアンスを持つひとつの巨大なパッチワークにまとめ上げることで、チャンディーガルと現在の中国との間の文化的、知的な類似性を表現した。
 アルカンターラが中国の芸術シーンに関わるのはこれが初めてではないが、アジアのアーティストとのコラボレーションは初めてとなる。
 作品の除幕を行うために上海を訪れたアルカンターラ社CEOのアンドレア・ボラーニョは次のように述べている。「私たちは、文化のアバンギャルドを担う人たちこそ、当社の素材の独自性や現代性を最も上手に表現できると確信しております。だからこそアルカンターラはつねにクリエイティブやデザインの世界と密接に協働してきたのです。さまざまな形で国際的なコラボレーションを行い、最近の上海ビエンナーレ・デザイン2014においてもコラボレーション・プロジェクトを成功させました。今回、世界的に有名な中国系アーティストと協力するのは次のステップとして自然なことでした」
 「AFTER CHANDIGARH」は、上海ビエンナーレおよび「Making of the Museum」展と連携して、2015年3月31日まで一般公開される。
 
■アルカンターラ素材の美術作品「AFTER CHANDIGARH」について
 アルカンターラの依頼によって制作されたマイケル・リンの作品「AFTER CHANDIGARH」は、震旦オフィスビルの2階にある大きなシャンデリア・ホールの空間をみごとに変貌させた。作品のコンセプトは、ル・コルビュジエとピエール・ジャヌレが1950年代にインドのパンジャブ州・ハリヤナ州共同議事堂ビルのために行った仕事をヒントとしている。
 チャンディーガルという都市は、1947年に独立したインドの独立後最初の計画都市だった。そして戦後におけるモダニスト建築と都市計画の最も早い時期の、そして最も完成度の高い作品だった。インドの初代首相ジャワハルラール・ネルーにとって、チャンディーガルとモダニズムは成長と変化をもたらす戦略的な触媒であり、新しいインドのシンボルだった。
 「AFTER CHANDIGARH」(チャンディーガルに続いて)というタイトルは、インドの近代化における歴史的な流れをそのまま表現しているが、それは現在の中国で起こっていることと、文化的にも知的にも類似性があると見ることができる。単なる時代の表現ではなく、美術と建築の雄大な物語として西洋で発展してきた現代性(モダニズム)は、中国が独自の現代文化、現代美術を発展させていく上で直面し議論しなければならない、つまり避けては通れない概念だ。インドの経済学者・哲学者であるアマルティア・セン(Amartya Sen)が言ったとおり、「アイデンティティ、特に文化的アイデンティティというものは、自らの独自性だけに立脚することはできない。異質なものに対する開放性と相互刺激が必要だ」ということだ。
 ル・コルビュジエにとって現代建築は、社会を、より高い生活水準を持つより効率的な環境に変え得るものだった。それは社会を揺るがす革命の脅威を避けるために必要だった。
 マイケル・リンはアルカンターラ素材を用いて、シャンデリア・ホールの大理石の床に巨大なカーペットを広げた。カーペットはその明るい色によって空間を切り取っている。カーペットはフロア絵画となり、その視覚的なインパクトは、高窓にあるもうひとつ別の作品によりさらに強まっている。それは派手な色のビニール素材で姿を変えた「Smashed」という作品だった。
 作品がもたらす時代的変化は、シャンデリアと大きなアーチ形窓からなる19世紀風のインテリアとの対比、さらには建物全体との対比によってさらに鮮やかなものになる。また建物の高さに並ぶ大きさの、LEDスクリーンを備えた金色のガラスタワーは、どの窓からでも黄埔江川の向こうに見える歴史ある上海の街並みと、みごとなコントラストをなしている。
 
■アルカンターラ素材について
 さまざまな表情を持ち、用途は無限大、独特の感触、サステナビリティ、イタリアらしいスタイルを持った独自の素材、それがアルカンターラです。美しく、エレガントで、シルクのように柔らかく、多様性のある、応用性が高いアルカンターラ素材は、繊細に見えるのは外観だけです。品質においてこの素材が比類ない強度と耐久性を持つことは研究所の厳しいテストで証明されています。アルカンターラは、感覚・美しさ・機能性といった他に類を見ない融合を実現しました。今日、アルカンターラは、環境に配慮した製品を毎日の生活に取り入れ、楽しみたいという人々より選ばれ続けています。アルカンターラは2009 年にカーボン・ニュートラル認証を取得しています。
 アルカンターラはさまざまな分野のトップブランド、高級ブランドとパートナー関係を結んでいます。衣料、ハンドバッグ、ソファ、車のシート、タブレット機器のカバー、・・・・アルカンターラは用途を問わず、すべてをまねのできない独特な製品にしてしまうのです。アルカンターラには高度な技術的ノウハウがあり、技術面とスタイル面の両方のニーズを満たすことができます。アルカンターラは、用途開発センター(Applications Development Center)において、非常に複雑な仕様の注文にも対応して色や製品の開発を行います。イタリアのクラフトマンシップと最先端のイノベーションの絶え間ない融合により実現されるアルカンターラの傑出した能力なのです。
*この発表はグローバルのものです。
 
■アルカンターラとは:
 1972年に設立されたアルカンターラは、メイド・イン・イタリアの品質を誇る最高級な素材を作り出します。アルカンターラ社(Alcantara S.p.A.)の登録商標であるアルカンターラ(R) (Alcantara(R))は、無類の優れた感覚特性、外観の美しさ、特殊機能性を持ち合せた画期的なカバーリング素材です。この驚くべき多様性を持つアルカンターラ(R)は、ファッション、アクセサリー、自動車、インテリアデザイン、家具、コンシューマ・エレクトロニクス、などさまざまな分野のリーダー企業により選ばれ、採用されています。また、サステナビリティ(持続可能性)に対して企業として真摯に取り組み関連する認証取得に取り組んでいます。環境保護を最重視するとともに、毎日使うもののよさを追求したい人のためのライフスタイルを提供します。アルカンターラは、全製造工程及び製品ライフサイクルから排出される二酸化炭素排出量の削減に努めています。2009年に製造過程における二酸化炭素排出量を削減し、「カーボン・ニュートラル」認証を取得しました。さらに2011年には「ゆりかごから墓場まで」を対象に広げ製造工程に加えて製品ライフサイクルから排出される二酸化炭素も算出して認証を取得しています。また、サステナビリティ分野における企業のコミットメントを示すためにアルカンターラ社は、テュフズードより国際的な認証を得て、毎年、独自のサステナビリティレポートを公表しています。こちらは、ウェブサイト上からのダウンロードも可能です。本社をミラノに置き、生産拠点とR&Dは、ウンブリア州の代表的な街であるネラ・モントロにあります。
アルカンターラ
※アルカンターラ You Tube チャンネル(日本語):★こちら
 
■国際規格の取得認証:
UNI EN ISO 9001:2008年取得認証 品質マネージメントシステムの国際規格
ISO/TS 16949:2009年取得認証 自動車産業に特化した品質マネージメントシステムの国際規格
UNI EN ISO 14001:2004年取得認証 環境マネージメントシステムの国際規格適合を示す認証
エコテックススタンダード100:1994年取得認証 製品との接触が人体に害を与えないことを保証
Authenticity認証: インテリアデザイン業界で制定された正規品であることを保証する認証
SA8000認証:2008年3月認証取得 社会的説明責任へのコミットを実証する国際規格
カーボン・ニュートラル認証:2010年取得認証 二酸化炭素排出を環境プロジェクト支援によりゼロ化

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://asiabiz.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/55849

コメントする

2014年12月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリ

Powered by Movable Type 5.14-ja

このブログ記事について

このページは、asiabizが2014年11月27日 22:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「海遊館「水中写真展 海の中でもイルミネーション!」開催 」です。

次のブログ記事は「スペシャ列伝100巻記念公演 第123巻 縁深力の宴 開催」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。