設計/開発期間を短縮 カーオーディオ用プロセッサ

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 多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーで、車載インフォテインメント用半導体の主要サプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス/STMicroelectronics(ST、NYSE:STM)は、次世代のカーオーディオ用プロセッサを発表した。実績のあるオーディオ用システム・オン・チップ(SoC) STA1052をベースに開発された新ファミリ Accordo2(STA1095)は、ハードウェアとソフトウェアを非常に高いレベルで統合しており、付加価値の高い製品の開発期間を飛躍的に短縮することができるソリューション。Accordo2は、メディア・デコーディング、オーディオ・ルーティング、音声処理、アナログ音声入出力等を完全に統合したオーディオ・サブシステムとともに、独立したセキュアCAN(コントロール・エリア・ネットワーク)マイクロコントローラ・サブシステムを提供する。Accordo2は、これまで複数の製品を必要としていた車載用インフォテインメント機器の開発を、単体の製品で実現する。

 
 Accordo2は、顧客における部材コストの最小化に加え、ミドルウェア、メディア・プレーヤ、オーディオ・コーデック、サウンド・エフェクト処理を含む独自のソフトウェア・ターンキー・ソリューションにより、製品開発期間の短縮を加速させる。さらに、同ファミリ内の多くの製品は、アプリケーションの拡張性を有しており、基本的なカー・オーディオからネットワーク接続型カーオーディオやディスプレイオーディオに至るまで、あらゆる設計に対応することができる。一方で、あらゆるケースで同一のハードウェアならびにソフトウェア・アーキテクチャを再利用できるため、設計コストが大幅に削減される。
 STのインフォテインメント・ビジネス・ユニット ディレクターであるAntonio Radaelliは「Accordo2ファミリは、最小限の部材コストと最短期間で独自製品の開発を可能にするプラットフォームを提供します。Accordo2におけるハードウェアとソフトウェアの統合は、卓越したレベルの創造性を実現します。STのリファレンス設計を『カット・アンド・ペースト』して修正するだけで、迅速に独自ブランド製品の開発が可能になります」とコメントしている。
 Accordo2は、ARM(R) Cortex(R)-R4コア(32bit、動作周波数:最大600MHz)を搭載しており、メディア管理、通信およびオーディオ・デコーディングの全ての役割を果たす。フラッグシップ製品のSTA1095には、リアルタイムCAN / 車載インタフェース処理専用のARM(R)Cortex(R)-M3コアの他、Bluetoothによるハンズフリー通話用の音声増幅アルゴリズムとエコー / ノイズ除去(ECNR)をサポートする強力なデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)が搭載されている。
 Accordo2の全製品は、LFBGAパッケージ(361ピン、0.8mmピッチ、16x16x1.7mm)で提供される。現在サンプル出荷中で、2015年第2四半期に量産を開始する予定。価格およびサンプル提供については、STのセールス・オフィスまでお問い合わせください。
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このページは、asiabizが2014年11月19日 09:00に書いたブログ記事です。

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