三井化学と韓SKC ポリウレタン材料事業統合

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 三井化学株式会社/Mitsui Chemicals, Inc.(東京都港区、代表取締役社長:淡輪 敏[たんのわ つとむ])は、2014年12月22日(月)、SKC Co., Ltd.(本社:韓国ソウル、CEO:Jang Suk Park)と、両社のポリウレタン材料事業を統合する合弁契約を締結したと発表した。三井化学及びSKCは、必要な許認可の取得等を前提に、2015年4月1日を目途に合弁会社(以下 新会社)を新設する。新会社は、ポリウレタン材料の総合メーカーとして、グローバルに顧客に価値を提供し、2020年近傍で年間20億米ドル(約2,400億円)の売上を目指す。

 
 新会社の基本戦略は、以下の通り。
1.成長市場の需要獲得
 新会社は、顧客との緊密な関係を基に、極東アジアから中国、アセアン、欧州、そして米州までカバーする三井化学とSKCの拠点ネットワークをフル活用し、効果的な技術サービスを顧客に迅速に提供することで、成長需要を獲得する。
2.新規事業をグローバルに展開
 新会社は、三井化学とSKCが有する製品群・技術力を融合し、新たな用途や顧客を開拓する。
3.収益性の向上
 新会社は、製販研全てにおける経営資源の効率的運用、および競争力ある自社原料の有効活用により、世界トップレベルのコスト競争力を確保する。
 新会社は、三井化学とSKCのシステム事業を一体化することにより、統合シナジーの最大化を目指す。また、両社が長年に亘り蓄積してきたノウハウや情報を新会社が活用することで、顧客にトータルソリューションを提供していくとしている。
 
■新会社の概要
会社名:未定
本社所在地:韓国
営業開始日:2015年4月1日
出資比率:三井化学 50%、SKC 50%
事業内容:ポリウレタン材料の製造、販売、研究
売上:15億米ドル(約1,800億円)、2015年
 <製品、拠点および生産能力>
製品:TDI
拠点と生産能力(千トン/年):大牟田工場(*1)120、鹿島工場(*1)(*2)117
製品:MDI
拠点と生産能力(千トン/年):大牟田工場(*1)(*2)60、麗水/韓国(KMCI)(*3)200
製品:ポリオール
拠点と生産能力(千トン/年):名古屋工場 50、徳山分工場 40、グジャラート/インド(VCP)(*4)8、蔚山(韓国)180
製品:システム製品
拠点と生産能力(千トン/年):中国(北京、天津、蘇州、佛山)、タイ、マレーシア、インドネシア、米国、ポーランド
TDI:トルエンジイソシアネート
MDI:ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、メチレンジフェニルジイソシアネート、およびそれらの誘導体
ポリオール:ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、バイオポリオール、およびポリマーポリオール等のポリオール類
システム製品:ポリオール、その他原料、および添加剤の混合物
(*1) 新会社から生産受託
(*2) 2016年に生産停止
(*3) KMCI:錦湖三井化学株式会社
(*4) VCP:バイタルキャスターポリオール社、2015年からバイオポリオールの生産開始
 <統合スキーム>
(1) 新会社の本社を韓国に設立。
(2) 新会社の本社がSKCの事業と関係会社を承継し、日本子会社の100%株式を保有。
(3) 日本子会社が三井化学の事業と関係会社を承継。
※詳細説明資料は三井化学ホームページに掲載しております。
三井化学株式会社

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このページは、asiabizが2014年12月23日 10:00に書いたブログ記事です。

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